2019.05.13
カルチャーフィット重視の採用に「1日体験入社」のすすめ

こんにちは!Voicyカンパニークリエイターの高森です。
Voicyは5月、総勢27人の組織になりました。2月と3月には大型の資金調達を完了し、さらに事業を拡大すべく仲間集めを続けています。
そんな私たちは、実は12月頃から採用フローの中である取り組みをはじめました。それは、一日入社体験です。
このプログラムは、Voicyのリアルな雰囲気を感じていただいたり、社員メンバーとコミュニケーションをとっていただいたりしながら、お互いの理解を深めることを目的としています。1〜2回の面談の後に実施していて、これが最終の選考です。
このフローを開始してから、私たちは候補者の方が入社後にすぐに活躍するイメージができ、実際に入社したメンバーもすぐに馴染めてよかったと言ってくれています。
今回は他社の採用担当の方に少しでも参考になればと思い、一日の流れやメリットを紹介します。
フローの紹介
一日の流れはこのようになっています。(5月現在)
当日は課題発表も実施しています。
11:00-11:30 オリエンテーション、社員紹介、課題の説明
11:30-13:00 弊社に関する情報のキャッチアップ
13:00-14:00 Voicy社員とランチ
14:00-18:00 作業(代表との面談が入ります)
18:00-18:30 課題のプレゼンテーション
18:30-19:00 面談
19:00 終了
オリエンテーションでは事業やサービスと、社内ルールなどを簡単に説明しています。入社後にできるだけギャップがないようにするためです。
その後取り組んでいただく課題は、各職種の専門性を活かしてVoicyの未来を考えていただくものを用意しています。これらは最後の完成度のみで評価するのではありません。課題発表に至るまでのコミュニケーションの取り方や課題の進め方、カルチャーフィットなども含め総合的に判断しています。
一番重要なことは、体験に来てくださった方と合う、合わないをお互いが判断する場だと認識し、実施することです。
だからこそ普段の業務の進め方やみんなのコミュニケーションの取り方なども知っていただけるようにご来社いただいています。
導入してよかったこと
1)候補者への理解が深まる
Voicyでは、1〜2回面談したのちに一日体験にお越しいただくようにしています。それは、最大2時間の面談の中で候補者への理解を深めたり、逆に知ってもらったりすることはとても難しいと感じているからです。
そこで、一日体験にお越しいただければ、プライベートなお話をお聞きすることもできますし、スキルやこれまでのご経験をライトに深掘りすることができると考えています。
実際に一緒に働くイメージも湧きやすいのでビジネス側の採用フローには特にオススメです。
2)社内のことを理解してもらえる
私たちの会社に面接に来てくださった方は、「いい雰囲気の会社ですね」「みんな楽しそうに仕事をしていますね」とおっしゃってくださいます。
体験を通して実際に入社したメンバーも、「いかがなものか?と評価されている感じがしなくて、とても素敵な人たちが集まっているのだなと思いました」と言ってくれました。
反対に、一日体験のあとに辞退した方もいました。ですが、それは会社の良し悪しではなく、カルチャーとして合う合わないを知るための1つのきっかけとして機能しているんだと思います。
意を決して入ってくださっても入社後にミスマッチがあると申し訳ないので、それを事前に確認できるプログラムとして十分機能しているんだなと感じるようになりました。
3)社内のメンバーの刺激になる
一日の最後にある課題発表は、今後一緒に働くことになるメンバーも同席して拝見しています。
実際に私もこれまでに多くの方の発表を見てきたのですが、短時間でも会社を理解しようとしてくださったお気持ちや素敵な発表で、とても気が引き締まったり刺激を受けたりしました。
同職であればなおさら刺激的なことも多く楽しいので、社内メンバーにとってもよいプログラムなのだと思います。
入社後すぐ活躍するメンバー採用の方法
一日体験のフローを経て入社したメンバーは、すでに社内で活躍してくれています。
スキル面だけでなく、カルチャー面でも会社とのマッチ度を測ることのできるこのプログラムは本当にオススメです。
この記事でVoicyに興味をお持ちくださった方がいれば、ぜひ応募いただき、Voicyの雰囲気を楽しんでいただけたら嬉しいです!